墨田区 派遣看護師

妊娠してからの仕事

私は二人目を妊娠した時、ちょうど病院が機能評価を受けるための準備の最終段階で、師長に妊娠したことを言ったのですが「今、上は大変だからそのことをいうのは機能評価が終わってからにしよう。それまでは他のスタッフにも言わないでね」と言われました。妊娠したということは、数ヶ月後には産休なり育休に入り、残された病棟としては欠員がでることで、人事になんらかの影響があるわけで、人事に関することをしている部長に、今は負担をかけたくないということだったようです。妊娠したことはすごく嬉しいのに、うっかり人にも言えなくて、なんとも言えない気持ちになりました。しかも二人目でお腹が大きくなってくるのも早いし、そのうちにどうみても妊娠してるだろうって感じになっても、まだ「言って良い」というお許しが出ず、やっとみんなに報告したときは「そうだろうね」という反応でした。
 妊娠しているということで、力仕事は控えるように言われて、他のスタッフがとても気を遣ってくれて嬉しい反面、だんだんそういう状況に、余計に手を煩わせて申し訳ないような気持ちが大きくなってきました。しかも、悪阻が少なからずあると本当にきつい・・・。その時は手術室勤務だったので、いわゆる「機械出し」だと長い手術中、ほとんど動かずにずーっと立っていなければならなくて、気分が悪くなってきて交代してもらうことが何度かあって、本当に申し訳ない思いでした。悪阻が軽くなってきても、やっぱり「許されるならずっと横になって休んでいたいなあ」と思う感じの体調だったので、産休が待ち遠しくてたまりませんでした。それこそ毎日指折数えていたくらいです。妊娠は病気ではないとはよく聞きますが、やっぱり大きいお腹をしながら患者さんを介助したり、かがみこんでの動作は体にこたえます。妊娠の始めの頃はつわり、後の方は体のしんどさ・・・私は経験者として、妊婦さんになった他のスタッフをそっと手助けすることを心がけています。